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年金を払わないとどうなる?

年金を払わないとどうなる?

今回は、年金を支払わないとどうなってしまうのか説明いたします。ここでは国民年金保険料について説明いたします。
国民年金保険料を支払わない場合、さまざまなリスクが発生します。以下にデメリットと支払えない場合の具体的対応を説明します。最後までお読みいただけますと幸いです。

国民年金保険料未納の場合の対応

まず国民年金保険料を支払っていないと次の流れで役所は対応してきます。支払っていないことを未納と呼びます。

①納付奨励
未納期間が数ヶ月に達すると、封書やはがきで保険料納付の案内が役所から届きます。電話や戸別訪問も行われる場合もあります。

②最終催告状
7か月以上未納で支払うことのできる所得があると判断される場合、催告状が送られてきます。それでも納付が行われない場合、延滞金の発生や財産の差し押さえ対象となります。

③督促状
最終催告状の期限までに支払わないと、強制徴収の開始通知が送られます。年金機構の職員が財産を調査し、差し押さえに入ります。

④差押予告
督促状に記載された期限までに保険料を支払わないと、差押手続きが始まります。財産の差し押さえを予告します。

このように国民年金保険料を払わないでい続けると恐ろしいことが起きるのです。年金の支払いは国民の義務だということを忘れないでください。

国民年金保険料を支払わないデメリット

国民年金保険料を支払わない場合のデメリットについて説明します。まず、老齢基礎年金がもらえないといったデメリットがございます。未納期間が多い場合、老後の年金を受け取れなくなります。納付期間が短い場合も年金受給額が減少します。老齢基礎年金だけではなく、障害基礎年金や遺族基礎年金がもらえない場合もあります。

障害となった場合の生活保障や死亡された場合の残された遺族の生活保障である年金です。これらが受け取れなくなる可能性がございます。延滞金が追加となるデメリットもございます。督促状の期限までに支払わないと延滞金が発生します。税金同様、このような延滞金は年金保険料にもあるのです。先述しました通り、強制徴収をされる可能性も孕んでおります。 財産差押や公売によって徴収される可能性があります。

このように年金を支払わないことで生じるデメリットは多くあります。期日内に国民年金保険料は支払うようにいたしましょう。

国民年金保険料の支払いは義務

国民年金保険料を支払うことは義務です。ただ、経済的理由でどうしても支払うことが難しい場合もあると思います。そのような場合はお住いの市区町村の国民年金課へ相談に行き、免除制度や納付猶予制度を検討するのも一つの手です。

ご結婚されている方であれば、社会保険に加入している配偶者の扶養に入ることで国民年金の支払いはなくなります。第3号被保険者という扱いになります。何かしらアクションすることが大変重要です。

いかがでしたでしょうか。国民年金保険料を支払わないことのリスクなどをイメージ持てましたでしょうか?ご不明な点があればお近くの社労士事務所や役所に相談してみてください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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